看護師が仕事を辞めたいと感じるのは、ストレス状態が続いているときが多いそうです。大抵のストレスや疲労は休日にゆっくり休むと解消しますが、十分に休息をとっているのに体調が元に戻らないような場合は、ストレスが慢性化している可能性があります。
看護の仕事は思いのほか肉体労働であり、またストレスも大きいと言われています。ストレスの多くは人間関係の悩みや肉体疲労、そして夜勤の連続による身体のリズムの乱れなどが原因になっていますが、そのほかにも、仕事がうまくいかない状態が続くとストレスを感じやすいようです。そのため、ストレスを自覚しているときは頭をリセットし、ネガティブ思考をポジティブに転換する工夫をしてみましょう。
ストレス対策をするためには、まず、なぜストレスが溜まるのかを考えてみる必要があります。その際、仕事内容や職場環境だけでなく、自分の性格も大いに影響してくるかもしれません。例えばコミュニケーション能力に長けた人だと人間関係の悩みは発生しにくいようですが、コミュニケーションが苦手という人は上司や同僚、患者とのトラブルを抱えやすくなります。そのため、コミュニケーションがストレスの要因だと考えられる場合は、それを克服することも考える必要があるでしょう。
ただし、自分なりに努力してもストレスが一向に解消されない場合は、他の要因についても考えて見る必要があるかもしれません。ですから、そんなときは一人で悩まないようにしましょう。